BIKEN次世代ワクチン協働研究所
BIKEN設立80周年記念事業として、2014年に10年以上先の次世代ワクチンを見据えて自由な発想から独創的・革新的なワクチン開発、およびその技術開発研究を行う「BIKEN次世代ワクチン開発研究センター」を開設しました。
さらに2020年4月からは、大阪大学先導的学際研究機構の協働研究所として組織を再編した「BIKEN次世代ワクチン協働研究所」がスタートしました。大阪大学微生物病研究所最先端感染症研究棟を拠点に、新進気鋭のグループリーダーが中心となり、各分野の専門家とのネットワークを介したオールJAPAN体制で、日本発・世界初の次世代ワクチンの開発研究を推進しています。
幅広い先進的な研究インフラを備える多面的な産学協働活動展開の拠点として、多くの研究人材の交流・協働による融合、共創を生み出し、ワクチン開発及び研究成果の産業への活用化が期待されます。
ワクチン創成グループ
グループリーダー
吉岡 靖雄(ヨシオカ ヤスオ)
特任教授
抗原を狙った所まで送り届けるキャリアの開発、ワクチンの有効性や副作用を予測し得る血中バイオマーカーの同定と診断薬開発、バイオ化合物や低分子化合物の新規アジュバント開発を行いつつ、新規ワクチンへの到達をめざしています。
ウイルスワクチングループ
グループリーダー
蝦名 博貴(エビナ ヒロタカ)
特任准教授
人体にも自然界にも悪影響を及ぼすことのない、安全かつ強力な新規ワクチンプラットフォームの創出を目的として、ウイルスベクターワクチン、レプリコンワクチン、VLPワクチン等をキーワードとしたウイルス研究を行っています。