職員インタビュー詳細

基礎研究、アカデミアとの連携。恵まれた研究環境で新規ワクチン開発に挑む。
次世代ワクチン開発研究センター
2017年入会/自然科学研究科 理学専攻(生命科学)

業務内容とそのやりがい
新規ワクチン候補・プラットフォームの創出を目的とし、ウイルスに関する基礎研究、ワクチン候補物質の評価などを行なっています。
製品までたどり着くものはほんの一握りですが、基礎研究の段階では様々な検討を行います。予想外の結果が出ることも多いですが、その過程では多くの発見や学びがあり、それが自分自身の成長にもつながっていると感じています。
また、大阪大学内に設置されている協働研究所ではサイエンスとして研究を楽しむ環境も整えられています。協働研究所での業務を通して、所内外の専門家とディスカッションをしたり、共に研究する機会にも恵まれ大変刺激を受けています。このような環境で研究に取り組むことで、自身も成長しながら BIKEN のワクチン開発に貢献できているという点にやりがいを感じています。
BIKENを選んだ理由
学生時代から研究を仕事にしたいと考えており、研究職を中心に就職活動を行っていました。大学内に本部を置く BIKEN財団は、他の企業よりもアカデミアとの連携が強く、基礎研究に力を入れていると感じました。また、私が就職活動を始める少し前に「BIKEN 次世代ワクチン開発研究センター(現BIKEN次世代ワクチン協働研究所)」が開設され、一部の若手職員が研究員として派遣されていることを知りました。博士課程への進学と迷いながら就職活動をしていた私にとって、就職した後に研究者としてのトレーニングを受けられるこの制度は大変魅力的でした。新製品の開発だけでなく研究者の育成にも力を入れるのは珍しく、このような環境で働いてみたいと考え BIKEN を選びました。
就職希望の皆さまへのメッセージ
研究職を目指すうえで重要なのは、学生時代に「何」を研究したかではなく、「どのように」研究に取り組んできたかということだと思います。私自身、感染症や免疫について専門的に学んできたわけではありませんでしたが、学生時代の研究への取り組み方が現在の基礎になっていると感じています。研究職を目指す皆さんは、自身の研究への取り組み方という点も意識して自己アピールを作成してみてください。

1日の業務スケジュール
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出勤、メールの確認等
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課内 Progress ミーティング
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昼食
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実験
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データまとめ、資料作成
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退勤

学生時代から続けている卓球が良い息抜きになります。
(写真は全日本選手権の試合観戦)