阪大微生物病研究会は、2019年6月6日に、設立85周年を迎えました。
私たちは、日本の感染症対策が発展途上にあった1934年に、
国民を感染症から守るという谷口腆二博士の強い志と、
その志に賛同した山口玄洞氏の篤志により誕生した、
いわゆる大学発ベンチャーの先駆けです。

この85年の間に、BIKENが世界で初めて開発した水痘ワクチンを始め、
多くの国産第一号ワクチンを開発、供給してまいりました。
ポリオ、日本脳炎、麻疹等、かつて恐れられていた感染症から、
子どもたちが守られ健やかに育つ環境づくりに、
ワクチンメーカーとして貢献してきたことを誇りに思っております。

時代、社会が変わっても、公衆衛生の基盤である
感染症予防の重要性は変わりません。
かけがえのない命を守るため、
世界では今も優れたワクチンが求められています。

「優れたワクチンを通じて、世界中の人々の大切な命を守る。」

設立以来変わらないBIKENの使命をはたし、
感染症予防に力強く貢献し続けて参ります。

今後とも変わらぬご指導ご支援のほど、
よろしくお願い申し上げます。