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技術研究センター職員(2020年入会)の写真

キャリア採用

技術研究センター

入会

子育てで気づいた感染症予防の重要性。
日々の試験の積み重ねが、未来のワクチンに繋がる

前職について

製薬企業の研究員として、病態モデルの確立、薬効評価、メカニズムの解明など薬の効果を確かめる薬理試験を担当していました。

業務内容とそのやりがい

開発品目の品質の安定性評価や、品質評価の試験系の確立や改良、非臨床試験を用いた有効性の確認、申請資料の作成など仕事内容は多岐にわたっています。
どのような仕事においても順調に進むことは少なく、多々トラブルが発生してその都度、その対応や原因究明に取り込みます。その際に必要なのは周りに流されることなく、確かな知識と経験を武器に本質を見抜く確かな眼だと思います。特に品質評価の試験方法やその規格などは上市された後にも引き継がれていき、ワクチンの品質を守る根幹となるため私たちの責任は重大だと考えていますが、私自身まだまだ至らない点が多く、修行の身であることを痛感する日々です。
自分が実施した試験の成績の積み重ねや日々の仕事における小さな気づきや提案が開発を後押しして未来のワクチンへと繋がっていると信じて日々業務に取り組んでいます。

BIKENを選んだ理由

娘を出産し定期的に予防接種を受けるなかで、「ワクチン」は病気を未然に防ぐことで人々の健康に大きく貢献できる医薬品であり、我々の健康はワクチンによって維持されていることを実感し、ワクチンの研究開発に興味をもつようになりました。
また、日々の子育てのなかで、手足口病やノロウイルスなど毎年多くの人々が発症する感染症があるにもかかわらず、対症療法でしか症状を軽減することが出来ず、薬による治療だけでは限界があることを改めて知り、このような疾患にこそワクチンによる予防の必要性を強く感じるようになりました。
さらに、感染症領域のみならず、最近の研究で注目されている高血圧や癌などの様々な疾患に対する「予防・治療薬としてのワクチンの可能性」にも大変な魅力を感じています。
BIKENは、日本初・世界初となるワクチンを数多く開発している実績があり、アカデミア等と協力しながら新しい疾患に対するワクチンの開発にも常に挑戦している点に魅力を感じ、私もこのような環境の中でワクチンの研究に携わりたいと思い、BIKENを選びました。

就職希望の皆さまへのメッセージ

BIKENでは、与えられた仕事をこなすのではなく、比較的若いメンバーで主体的に考え行動に移してプロジェクトを動かしていく風土があります。その際、技術研究センターだけでなく、開発、品質管理、製造など様々な部署の関係者が集まり、それぞれ高い専門性を持ったメンバーが議論を交わし、一つ一つ問題をクリアにしてゴールへと進んでいきます。このようなホットな環境の中で、ワクチンの開発を一緒に挑戦してみませんか?

1日の
業務スケジュール

出社
メールチェック・返信・昨日やりきれなかった業務のフォロー
ミーティング(仕事の進捗確認、会議のフィードバック、試験結果の共有や相談など)
お昼休憩
申請資料の作成、関連部署からのレビュー結果の確認・訂正作業、必要に応じて関連する部署との打合せ
翌日の実験の準備や実験の相談

退社

一日中実験をして、翌日試験結果を解析してグループの方と相談する日もあり一日のスケジュールは色々です。