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2026/02/19
観音寺研究所設立80周年
現在、BIKENグループの生産拠点は、香川県観音寺市の八幡町と瀬戸町の2カ所にあります。観音寺研究所(八幡)は、戦後間もない1946年に、国産発しんチフスワクチンへの社会的な要請に応えるべく設立されました。設立80周年を機に、設立当時の状況を振り返ります。
第二次世界大戦の終戦を迎えた日本では、衛生状況の悪化などもあり、赤痢、腸チフス、ジフテリア、発疹チフス、痘瘡などが流行しました。中でも、発疹チフスは全国で流行し、当時、患者数が3万人を超え、死者は3000人を超えました。また、発疹チフスワクチンは米軍配給であったため、国産ワクチンの生産が急務でした。
観音寺市に知縁があったこと、良質な卵(ワクチンの原材料)が入手しやすいことなどから、地元の方々の協力や援助を受けて建築が始まりました。実際の工事は、旧海軍の航空施設部隊が担ったそう。そして、終戦から約7カ月後の1946年3月に、観音寺研究所を開設しました。
開設以来80年、感染症から人々を守るワクチンを、観音寺市から日本全国に供給し続けています。
今後とも、「優れたワクチンを通じて、世界中の人々の大切な命を守る」という使命のもと、ワクチンの安定供給に尽力してまいります。

観音寺研究所 瀬戸センター

観音寺研究所(八幡)