2024年4月から5種混合ワクチンが定期接種になる予定です。

現在、生後2カ月から、4種混合ワクチン（ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ）とヒブワクチンが、それぞれ4回ずつ、合計8回のワクチン接種が行われています。

中でも、百日咳は乳幼児期（特に乳児期）に罹患すると重篤になり、肺炎や脳症を併発して、致死的になる場合があります。また、母子免疫はほとんど期待できないため、乳児期早期から罹患するリスクがあります。このため、乳児期早期からワクチンによって免疫を獲得することが必要です※。

5種混合ワクチンを接種する場合、接種回数が4回に半減します。これにより、ワクチンを受ける赤ちゃんと保護者の負担軽減が期待されています。

 

※一般社団法人ワクチン産業協会　予防接種に関するQ&A2023